Rear Window

アルフレッド・ヒッチコック監督の名作「裏窓」を観ますた。
某大学のオープンキャンパスに行った時、映画論の講義の際に挙げられた作品で、
受験終わったら絶対観ようと思っていた映画です。

この映画、カメラワークと構図が秀逸で、
ラストシーンまで撮影は主人公ジェフの部屋のみで行われております。
部屋の窓から眺める隣人の模様を人間観察する設定で、
ハリウッドのセットを見ているような感覚になりますが、
同時に普段味わえないような独特の光景・心理を感じることが出来ます。
双眼鏡で人の部屋覗くとか、なんてドキドキすることだろうと思いますもんね。
あと評価すべき点は音楽。
映画音楽で有名だったフランツ・ワックスマン担当の元、
サスペンスながらもユーモア性溢れる場面を演出してくれる素敵な音楽でした。

ラストのジェフの抵抗はシュールで笑ってしまいました。
あとリザ役のグレース・ケリーが美人過ぎて最高だった。

ヒッチコック監督作品はもう数本観てみたいですね。


BGM：Rock And Roll/The Velvet Underground